研究内容

沖縄県が属している南西諸島気候では一年を通して太陽光線が強く、海洋性気候の影響を受けている。このような環境下においては、物理学的 (熱、紫外線、強風など)、化学的( 塩害や降雨による土壌成分の変動など)、生物学的( 病害虫や生存競争など) ストレスも大きくなるため、沖縄に自生する植物には高いストレス防御機構が備わっていることが考えられる。当分野では作物の生産性向上に活用するために、これらの植物におけるストレス防御機の解明を試みている。また、これらのストレス防御に関与する分子には、動物の生体機能調節物質として機能するものも多い。当分野ではこれらストレス防御機構に関連する物質を活用して、人の健康増進を図る応用研究を進めている。

主な研究テーマ

  1. 熱帯植物のストレス耐性脂質の代謝と関連分子機構の解明(熱帯樹木から放出されるイソプレン、マングローブのトリテルペノイドやポリプレノール)
  2. 沖縄県に特徴的な機能性食材の生活習慣病改善作用(ボタンボウフウ(長命草)、シマアザミ(向春草)、 からし菜、シビラン(琉れん草))
  3. 亜熱帯生物資源の相乗作用による新たな機能性の探索と作用機序の解明
  • 熱帯樹木は暑さに耐えるためのイソプレンというガスの放出を一定温度を境にして効率よく制御している
    熱帯樹木は暑さに耐えるためのイソプレンというガスの放出を一定温度を境にして効率よく制御している
  • からし菜摂取による食後血糖値上昇の抑制
    からし菜摂取による食後血糖値上昇の抑制
  • アルクチゲニンとノビレチンによる相乗的抗腫瘍活性
    アルクチゲニンとノビレチンによる相乗的抗腫瘍活性

メンバー

役職 氏名
教授 屋 宏典
准教授 岩崎 公典
准教授(併任) 稲福 征志

キーワード